
肺炎球菌とは小児の感染症を引き起こす非常にありふれた細菌で、健康な子供の多くが常在菌として持っています。肺炎球菌は通常、写真のように双子の卵のような形をし、ポリサッカライドという糖の膜に覆われていますが、実は膜の性質に応じて90種類以上の型に分類されています。
肺炎球菌は型によって性質が違うことが知られています。
多くの型は病原性が弱く重い病気の原因とはなりませんが、いくつかの型は病原性が強く後遺症や死をもたらす恐ろしい病気の原因となります。
どの型がどの病気を引き起こしやすいか、どの型の病気が重症化しやすいか、どの型がどの地域に多いかなど、国内外で調査・研究が進められてきました。
ニューモネット・ジャパン(肺炎球菌疫学プロジェクト)は、全数把握(population-based study)の方法を用い、日本における肺炎球菌に関連する3つの疾患を同時に調べます。


